冷え性を改善するためには、適度な運動も必要です。しかし、特別な運動をしなくても、呼吸の仕方や姿勢を少し変えるだけでも、冷え性改善に効果が期待できます。呼吸法において大切なことは、しっかり吐いて、体内の汚れた空気を出してしまうことです。現代人は、浅い呼吸の人が多いそうです。吸うことではなく、吐くことに意識を集中して、腹式呼吸をすると、自律神経も整えることができます。自律神経は、体の中の機能を順調に働かせている神経です。そのため、これを整えることは、血液の循環や体温調節をスムーズにして、冷え性改善にも効果的だそうです。

姿勢を正すことも重要なことです。体の歪みは、血液の循環を悪くして、冷え性の悪化につながってしまいます。知らず知らずのうちに、猫背になってはいませんか?猫背は、見た目にも、「やる気がなさそう」、「暗い感じがする」、「老けて見える」など、悪い印象を与えます。内臓の働きも悪くなり、筋力の低下の原因にもなります。立ったり歩いたりする時はもちろん、電車の中やオフィスで座っている時にも、背筋をピンと伸ばしてみましょう。腹筋を意識して、状態を上に引き上げるようにします。同時に、肩甲骨を引き寄せるようにしてみましょう。この時、肩を上げないように注意します。肩を下の方向へ押し付けるようにすると、ラインが美しくなります。

女性に多く見られますが、座る時は、できるだけ足は組まないようにしましょう。足は、血液の流れが悪くなりやすい場所です。足を組むことは、足のむくみの原因にもなります。癖になっている人は、直していくようにしましょう。運動する時間はないと諦めずに、このように、日常の中のちょっとした心がけが、冷え性改善への近道なのです。

冷え性を改善するための方法としては、バランスの良い食事をとること、そして、適度な運動をすることが大切です。しかし、適度な運動といっても、日々忙しくしていると、そんな時間はゆっくりとれないという人も、多いかもしれません。そんな方は、お家の中でも、手軽に、簡単にできる運動として、ストレッチ運動を始めてみてはいかがでしょうか。すぐに結果を求めようとはせず、毎日地道に続けていくことで、冷え性は、少しずつ改善していくと思います。

簡単な足の運動をご紹介します。

①両手を頭の後ろで組み、両足は肩幅より少し開いた状態で立ちます。
②背筋を伸ばして、息を吸いながらしゃがみ、吐きながら立ちます。
③ゆっくり5~10回程度繰り返します。

時々休憩しながら、無理をせずに続けましょう。胸は、なるべく前に出して、顔は正面を見るようにします。この運動は、骨盤の歪みを治す効果もあります。もっと簡単に、台所に立ちながらでもできる運動もあります。

①両足を少し開いた状態で立ちます。
②かかとをゆっくり上げ下げします。
③最初はゆっくり、徐所にスピードアップしていきます。

他のスクワット運動と合わせて、交互に行っても良いでしょう。デスクで仕事をしている人は、なかなか立ち上がっての運動は難しいと思います。そんな方には、座りながらでもできるストレッチがおすすめです。

①座ったままの状態で、足を床に水平に上げます。上げられない時は、そのままでもOKです。
②足の指を内側に曲げてグー、指を広げてパー、グーパーグーパーと繰り返します。

この他にも、つま先を上に向けたり、足首を回したりするだけでも効果的です。座っている姿勢が多いから、時間がないからと、運動はムリと諦めずに、こうしたちょっとしたことでも、冷え性は改善できます。少し気分転換したい時などに、ぜひ、積極的に行ってみてください。

寒い冬、体が冷えてしまって、朝までぐっすり眠ることができないという、冷え性に悩む人は、多いのではないでしょうか。そんな冷え性を改善するには、いろいろな方法があります。その中でも、効果的で簡単な方法のひとつが、「ふくらはぎを温める」という方法です。足先ではなくて、ふくらはぎ?と不思議に思う人もいるでしょう。冷え性で足先が冷えるのを防ぐには、ふくらはぎを温めるのが一番なのです。

足先の冷えを改善するには、血液を足先まで届けることが重要です。血液は、体の中心部から送られてきます。しかし、太ももでは、大きい大腿筋によって、血液の温度が保たれています。しかし、筋肉が少ないふくらはぎに来ると、血液の温度は下がってしまいます。また、寒さを感じている時は、筋肉が収縮して、血液の量が少なくなり、冷えやすくなってしまいます。血液が冷え切っている足先を温めるのではなく、血液の冷えを防止するために、ふくらはぎを温めるようにしてみてください。

最近では、ふくらはぎを温めるために、いろいろなレッグウォーマーが販売されています。レッグウォーマーを選ぶときは、ふくらはぎを締め付けすぎないものを選びましょう。締め付け過ぎて圧迫してしまうと、逆に、血液の流れを悪くしてしまいます。ずり落ちないように、優しいサポータータイプのものを選べば安心です。眠る時にも使用すれば、温かくぐっすりと眠ることができるでしょう。

今まで、足先の冷えを改善するために、くつ下をはいて眠っていたという人も、ふくらはぎを温めるレッグウォーマーを使ってみてください。驚くほど温かく眠ることができるようになると思います。ぜひ試してみてください。

骨盤が歪んでいることは、体にいろいろな悪影響を及ぼします。冷え性、肌荒れ、生理痛、不妊など、女性は、特に気をつけたいことばかりです。骨盤の歪みは、早めに改善する必要があります。しかし、骨盤が歪んでいるのかどうかは、自分ではなかなか分かりにくいものです。そんな方のために、お家で簡単にチェックできる方法をご紹介します。

お風呂に入る前に、鏡で、自分の姿をチェックしてみてください。ウエストのくびれ位置、肩の高さは左右対称でしょうか。ずれていたら、骨盤の歪みによる可能性が大きいです。また、仰向けに寝て、足の力を抜いて、足の開き具合が左右で違っている場合も、骨盤の歪みによる可能性があります。また、下半身が太りやすい人も、骨盤が歪んでいる人が多いです。骨盤の歪みを改善して、下半身太りを解消しましょう。

骨盤の歪みを直すには、ストレッチなどが効果的です。日常生活の中でも、ちょっと注意すれば、骨盤の歪みを矯正することができます。骨盤の歪みは、筋力の衰えが原因にもなります。腹筋を日頃から意識するようにしましょう。気づいた時に、複式呼吸をしたり、腹筋を動かすことを心がけると良いでしょう。

利き手ではない方の手を使うことも大切です。利き手ばかり使っていると、そちらの側に歪みが生じてきます。足も同様に、効き足ではない方も、意識的に使うようにしましょう。

正しい姿勢を心がけることが、やはり最も重要です。背筋を伸ばして、座る時も、イスに深く腰掛けるようにして、足は組まないようにしましょう。また、寝る時の姿勢も大切です。横向きでないと眠れないという人もいるかもしれませんが、骨盤を矯正するためには、仰向けの姿勢が一番良いので、できるだけ、仰向けを心がけてみましょう。

また、女性にとって、骨盤は、とても大切な部分です。冷え性に悩んでいる女性は多いですが、骨盤が歪んでいると、血液の循環が悪くなり、下半身の冷えの原因にもなってしまいます。また、骨盤の中の血液の流れが悪くなると、骨盤の中にある子宮や卵巣にも、悪影響を与えることになります。これは、生理痛や不妊症の原因にもなります。

さらに、美容の面にも、いろいろな影響が出てきます。例えば、頭蓋骨の後ろにある「後頭骨」という骨は、骨盤と連動しています。骨盤に歪みが生じると、後頭骨の動きも悪くなり、顔のむくみの原因にもつながります。骨盤と顔が関係しているなんて、ちょっと意外かもしれません。しかし、ひどい場合は、むくみだけでなく、顔の骨格にも影響が出て、顔が歪んでしまう場合もあります。

また、骨盤が歪んで開いていると、ヒップラインも下がってきてしまいます。重力にはさからえないわなんて、諦めていませんか?骨盤を整えることは、綺麗なヒップラインにもつながります。骨盤が歪む原因として考えられるのは、運動不足や日常的な姿勢の悪さ、出産などです。女性は、ファッション性を重視して、ハイヒールや、足を圧迫する靴を履いている方が多いようです。しかし、これも、骨盤の歪みの原因になります。足に負担がかかる靴をはいていると、骨盤だけでなく、足首やひざの関節、股関節などの骨格まで歪んできてしまいます。

骨盤の歪みの原因となるようなことは避けて、骨盤の歪みを改善するよう努めましょう。日常的な姿勢に気をつけるようにして、簡単なストレッチを続けることでも、少しずつですが、改善することができます。

冬になると、足がむくみやすいという人は、冷え性が原因の場合が多いです。冷え性とむくみは、大きく関係しています。そもそも「むくみ」とは、何なのでしょかう。むくみは、血液や体液の循環が悪くなって、皮下に余分な水分がたまっている状態のことをいいます。冷え性は、血液の循環が悪くなっている状態から起こるものです。冷え性である人は、むくみやすい体質だということを知っておきましょう。

特に多いのは、足のむくみです。体の中心部から送られてきた血液が足へと流れ、上に押し返す力が弱くなるために起こりやすくなります。ブーツのチャックが上がらなくなったり、くつ下の跡がついていたりと、むくみは本当に嫌なものです。むくみを放置しておくと、セルライトという、恐ろしい脂肪になり、ダイエットをしても、簡単にとることができなくなってしまいます。このようなことにならないためにも、むくみを感じたら、すぐに改善する方法を考えましょう。

むくみ改善のためには、以下のような方法があります。
・マッサージをする
・一定の姿勢はとらない
・運動して筋肉をつける
・カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素をとる

むくみがひどい時は、眠る時に、足を上にして眠るようにしましょう。また、長時間、同じ姿勢でいることは、むくみを起こす原因になります。デスクワークで、どうしても動くことができないという人は、座ったままの姿勢でも、時々足を水平にして、動かしてやりましょう。つま先を上に向けたり、足首を回してやったりするだけでも、むくみ改善に効果があります。

むくみを改善できる食べ物としては、利尿作用のあるキュウリやスイカ、冬瓜、カリウムを多く含むバナナなどがあげられます。また、小豆も、利尿があるサポニンが豊富に含まれていて、むくみには効果的だと言われている食材です。日常のちょっとした心がけで、むくみは解消することができます。仕方ないものと放置せず、早めに対策するようにしましょう。